Vapor Trail

ひこうき雲のように生まれては消えていく思考を、ぽつりぽつりと記していくブログです。

今年のフェスのラインナップについての所感。

こんにちは、Michelleです。半月ほど間が空いてしまいました。

その間大学を卒業し、相変わらずバイトに励みつつ社会人となる準備をしておりました。まだ全部終わっていないのでラストスパートをかけているところです。

 

ところで、今後のフェスのラインナップについても続々と発表されてきましたね。それぞれについて個人的な注目株などについてまとめたいと思います。

 

最初は微妙だなと思ったサマソニも、新人・若手枠については結構充実しているような。私が被りがなければみたいなと思っているバンドは以下の通りです。

Sundara Karma

Circa Waves

Communions

Declan McKenna

Whitney

High Tyde

Phoenix

The Struts

(Royal Blood)

 

この数。うまいこと観るためには2日間にいい感じに分かれてくれないといけないわけですが、体力のない私はそうなるとソニマニを断念することになるので、また永遠にカサビアン観れないループになってしまいそうです。

カサビアンソニックとかマウンテンに出して良くないですか???!!!っていつも思う。そしてリアムも何やるのかちょっと興味はあったんだけどなあ笑

 

サマソニの私の大本命はサーカとサンダラです。サーカはセカンドアルバムがとても良かったので、本当に楽しみ。前作に引き続き甘酸っぱいメロディーラインは残しながらもよりヘビーでダークなサウンドで、アルバム全体が一つの方向を向いているようなよくまとまった素晴らしいアルバムでした。ライブ映えしそうな曲も多いので期待大です!きっとサムはベースを振り回しながら弾いてくれることでしょう。

そしてサンダラカルマは今年の私の大本命です。日本でもじわじわ人気が高まってきているし、この間SxSWにも出演したばかり。今最もホットなバンドの一つではないでしょうか。個人的には最近眉毛のないカリスマオスカーちょんとベースのドム君の間くらいで観たいです(笑)歌詞の予習もばっちりなので皆さんシンガロングしましょう。

 

その他にもかねてから見たかったDeclan Mckennaくんや先日の来日公演でやらかしたホイットニー(笑)なんかも入ってますね。ホイットニーにはぜひリベンジして素晴らしいステージを東京の民にも見せてほしいです。確かにお客さんのノリはちがうけど頑張って。ストラッツは前回のサマソニでもマウンテンでお客さんをノリノリにしていたので、もう一回観たいですが、マリンだったらごめんなさい。でもなんか高確率で朝のマリンな気がしています。屋外きついよ~。

 

サマソニはこの辺にして、お次はフジ。行けるかどうかは全く未定ですが、とりあえず行けたら観たいアクトは以下の通り。

Björk

The Lemon Twigs

Temples

The Amazons

Queens of the Stone Age

Rag'n'Bone Man

 

3つ太字にしましたけど、私としてはレモンツイッグスが観られればそれで満足です、はい。フジのラインナップは独特というか、基本的には私より世代が上の方たち向けなのかなあと毎年思うのですが、まあ例にもれず今年もメインアクトはそんな感じですよね。

とはいえ、ビョークは観たいのです。

そしてテンプルズもまだ一回もみれていないので見たい。新しいアルバムでは前回の60'sゴリゴリのサイケは封印し、前回は使用していなかったシンセを全面に押し出しプログレ要素を押し出したポップ調の曲が多かった印象です。これはこれで良いしプログレは好きなのですが、何せ私は60年代のサイケを愛しすぎているので寂しい気持ちにはなりました。しかも、プログレチックならプログレ聴くわ!リックウェイクマン聴くから!!ってなってしまう人間なので、今回はあまりハマらなかった。しかし相変わらずサムのドラムは好みだし、1stと2ndを混ぜたセトリにすると思うので、全体に曲の幅が広がってライブはとても良いものになりそうなので、ここらで見ておきたいです。

 

あとはというと、あまり激しいものやストレートなロック調のものが苦手な私にとっては響かないのですが、アマゾンズとQOTSAは観とくべきなのかなあと。でもナマズは見ないぞ。

どちらかというとRag'n'Bone Manの方が興味があります。

いずれにせよ、フジはレモツイが出る日が土曜または日曜だったら行くって感じかな。

 

 

さて、あと一つ私が注目しているのがグリーンルームフェスティバルです。

5月に横浜の赤れんが倉庫で行われるのですが、先日海外勢の追加でJake BuggとIzzy Bizuの出演が発表されました!

この2人、大好きなんですよ。ジェイクバグは今まで何回も来日しているにも関わらず一回もみれていないので、やっとチャンス到来。単独公演もあるのですが平日のため断念。これはフェスに行くしかない!

さらに、最近ドはまりしているR&Bシンガーのイジ―・ビズ。めっちゃいいですよ。力みすぎない歌い方も、声質も好きだし。曲もR&Bド直球からポップなものやガールグループ調まで幅広く、聴きやすいと思います。

この2人が出るならいくしかないな~と、邦楽に疎いながらも突撃する予定です。

 

皆さんはどのアクトが楽しみですか?

今年も音楽を楽しみましょう!

 

それでは。

上海旅行記

こんにちは、Michelleです。3月7日から3泊4日で上海(と蘇州)に行ってきました!!

 

割とノープランで出かけたのですが、とっても満喫したので少し写真等載せようと思います。

まず初めに上海旅行を考えている方へ注意。

 

Wi-Fiは絶対持って行った方がいいです。街中のフリーWi-Fiは中国の携帯電話番号を持っていないと使えないものが多く、とても不便です。

私も海外パケットし放題を解禁する羽目になりました泣

 

それでは気を取り直して。

 

【食】

まずは、食。上海料理はこってり甘めの味付けのものが多く、どれもとても日本人の口にも合う感じでおいしかったです。

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上海炒面(焼きそば)。

 

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紅焼肉(角煮みたいなもの)とほうれん草のニンニク炒め。外灘付近の上海姥姥というレストランで食べました。リーズナブルなのにおいしい!注文や会計等では英語が通じる店員さんもいました。

 

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 蘇州の老舗で食べたエビ入りのラーメン。あっさりしていておいしかったです。

 

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蘇州の山唐街でテイクアウトした青団子という名前のお餅。この色は植物を原料にしているためのもので、春先にしか食べられないそう。なんと1個1.5元!

 

まだまだ紹介したいものはいっぱいあるのですがこの辺で。観光地にあるレストランは大概お高めです。あと、スターバックスやコスタコーヒーなどのチェーンのカフェも高め。しかし、地元の人々でにぎわっているようなお店はかなりリーズナブルでしかもおいしいものがたくさん食べられます!注文はメニューを指さすか、壁の掲示のみの場合はあらかじめ紙に書いておくとスムーズです。ぜひお試しを!

ちなみに、中山公園付近の老盛興という大衆料理店の小籠包と揚州炒飯は絶品でした!近くに行かれた際はぜひ立ち寄ってみてくださいね!2品で18元と破格でした(笑)

 

【観光】

お次は観光です。これはほとんどガイドブックに載っているのであまり説明は必要ないかもしれませんが、上海は中国らしさと欧風の建物が絶妙に融合した街です。

①外灘

有名な外灘の夜景は、香港に劣らない美しさ!!香港は海を挟みますが上海の場合狭い川を挟んでの景色なのでとても近くに見ることができます。夜景をバックにウェディングフォトを撮っているカップルもたくさん見かけました。

写真がこちら。携帯で上手く取れませんでした・・・

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②豫園

豫園エリアは中国風といった感じで軽食やさんやお土産屋さんが充実しています!美食街と呼ばれるフードコートもあり、色々な点心が食べられますよ~。お土産屋さんでは値段を確認して、時には値切って買い物を楽しみましょう!

また、豫園エリアで茶館の客引きについていくと、法外な値段でお茶を飲まされてしまうことがあるそうなので気を付けてくださいね。

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 これは豫園の外側のエリア。

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 内側はこんな感じ。迷路のようになっていて、両サイドに店が並びます。

 

③公園

上海市内には公園がいくつもありますが、これが意外と上海の人々の日常を感じられるスポットとなっています。特に朝にはお年寄りのサークルが盛んで、太極拳やダンスなどをするグループを目にすることができます。

私も太鼓を練習しているおばさま方をみることができました。朝から元気な中国がとても好きです。なお、コンビニや屋台でちょっとした肉まんを1元~5元ほどで買うことができるので朝食としてもおすすめです。

 

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こちらは中山公園で見かけた達筆のおじいさん。他にも地面に水で書を書いている人たちがたくさんいました。何かの詩なのでしょうか。最初に書いた文字が時間と共に消えていくのもまた粋な感じで。

 

④時間があればおすすめ!蘇州へのデイトリップ

滞在日数があるなら、近くへの蘇州へ行ってみるのもおすすめです。蘇州へは鉄道か長距離バスで行くことができます。今回は鉄道(地下鉄ではなく中国でいう新幹線)に乗って行きました。大体25分~40分(路線によって異なる)で行くことができます。

上海には鉄道の駅が上海駅と上海虹橋駅の2つがありますが、上海虹橋駅の方が新しく、綺麗でおすすめです。

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これが待合スペース。まるで空港のよう。

 

切符は3日前から購入可能です。平日だったこともあり、私は当日でも買うことができました。外国人は購入にパスポートの提示が必要なので、窓口に並んで購入します。行先と日付、枚数、大体の時間を書いて見せるとスムーズです。値段は39.5元でした。

その後、セキュリティチェックを受け、上の写真の待合室で待ちます。路線と号車によってゲートが分かれているので探しましょう。なお、発車時刻の15分前くらいにならないとゲートは開きません。

 

さて、蘇州に着いたらぜひ行っておきたいのが世界遺産の庭園です。蘇州には世界遺産になっている庭園がたくさんあるのですが、今回はその中でももっとも広く、中国四大庭園の1つ、拙政園へ行ってきました。

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園内はとても広く、英語のガイドを借りてゆっくり1時間半から2時間程度かけて回りました。広い池や個性的な石を用いた装飾がたくさんあり、とても綺麗でした。夏になると蓮の花が咲いてとてもきれいらしいです。今オフシーズンですが、それでもとても綺麗でした。

 

中国人の友人曰く、拙政園は中国式の庭園の代表格らしく、これを観れば大体OKとのこと(笑)このほかの庭園では、獅子林が伝統や様式にとらわれず当時としてはクリエイティブな造りになっているそうで、今度ぜひ訪れてみたいと思います。

 

さらに時間があれば、山唐街という、運河沿いの歴史的地区にも訪れてみることをおすすめします!一番栄えている部分は地下鉄駅の近くの部分で、ツアー客が多く訪れていました。私はバスで向かったので普通に地元の人が暮らしているエリアから入ってしまいましたが、ゆっくりとした時間が流れておりとても良かったです。

 

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運河沿いの景色はきれいですね。

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道はこんな感じ(観光客のいないエリア)。これは上海でもそうですが電動スクーターがものすごいスピードで走ってくるので道を歩くときは気を付けてください。

 

古き良き中国を感じることができる蘇州、おすすめです。

もちろん、デパートなどが建ち並ぶ繁華街もありますよ~。

 

【マッサージ】

中国やアジアに行ったら訪れたいマッサージ。日本に比べると格安で受けることができます。

もちろん、上海には高級スパもありますが、私が今回訪れたのは中山公園駅付近のマッサージ店です。

事前にネットで情報を得て目星をつけていた美宮保健会所はなんと閉店していました!移転したのかもしれませんが、とにかく地図の場所は違うお店の工事中でした泣

 

そこで今回急きょ利用したのが蝶マッサージというお店。

中山公園店
住所:上海市長寧区匯川路88弄

 

店内は薄暗いですが普通のマッサージです(笑)

今回はAコース(足60分+全身60分)を注文。なんと2時間で178元です!

日本じゃ考えられない・・・

足のコースでも足湯をやっている間肩をもんでくれました。

 

ちょっと痛い時もありましたが、終わるころにはすっきり。

行ってよかったなあと思いました。

 

 

 

以上、長くなってしまいましたが上海旅行記でした!今後行かれる方の参考になれば幸いです。

それでは!

 

 

今、オススメしたい Hippo Campus

こんにちは、HCWの興奮冷めやらぬMichelleです。

最近また、今まで聴いてこなかった音楽・新しい音楽を開拓したくてロック史の本やらロキノンのディスクガイドを引っ張り出して過去の名盤を聴いたり、Spotifyで新進気鋭のインディーバンドを探したりしています。

 

そんな中、見つけてしまいました~!!!!!

それが今回紹介したいHippo Campusというバンドです。

なんと先週2017年2月24日に初のフルアルバム『Landmark』をリリースしたばかりの彼ら。

まずはそのアルバムからMVをどうぞ。

www.youtube.com

 

こりゃいいですわ。

私結構こういった感じのふわ~って浮き上がってしまうようなドリーミーなサウンドのバンドが好きでして。アメリカならDay WaveとかオーストラリアならCub Sportとか。

 

Hippo Campusもミネアポリス出身のアメリカのバンドです。本人たちはBombay Bicycle Clubに影響を受けているらしく、全体的なサウンドはドリーミーで幻想的かつ踊れる感じなのですが、昨年来日したWhitneyを思い起こさせるようなカントリーのテイストもちょこっと感じるんですよ。そこにアメリカらしさを感じたり。

 

こちらはオフィシャルライブビデオ。

www.youtube.com

 

私も見つけたばかりで大興奮!という感じなので、これからもっと聴きこんでいこうと思います。

皆さんもぜひ聴いてみてくださいね。

 

それでは!

ライブレポ HCW FEB. 2017 Day 2

こんにちは、Michelleです。続けてHostess Club Weekender2日目のレポです。

 

この日はCommunions と The Lemon Twigsという、かねてからずっと見たかったアクトが同時に来日という、夢のようなラインナップでした。Little Barrieも好きなので、もう願ったりかなったり。ありがとうホステスさん~(;_:)♡

 

まずはCommunionsから。金曜日にタワレコのインストアライブにも行ったのですが、その時の正直な感想は「リズム感・・・」でした。彼らがアコースティックは初めてだったということもあって、ドラムがない時に誰がリズムをキープするのかが不明確で、3人がそれぞれお互いを探り探りやっているという印象で、ちょっとがっかりしたことは否めません。もちろん、彼らのフレンドリーでピュアな人柄はとても良く伝わってきて、それはとっても良かったです。

 

ここで本題。そんなことは言ってもHCWでバンド形式の彼らをしかと見たかったので余裕をもって到着。前から2列目で待機。

全体の感想としては、金曜日とは比べ物にならないくらい良かったです。ドラムのフレデリク、いい仕事をしておる。安定したドラムというよりかは、自分の持ってるエネルギーをぶつけるようなスタイルで、たまに走ってしまうこともあったけどそれが逆にバンドサウンドを生きた感じにしているというか。自分たちの曲を全力で歌っているところも可愛かったです。どうやら体調が悪かったようなのですが、それを感じさせないふるまいをするところはプロ意識があるなあと思いました。

 

コミュニオンズ、演奏のうまさでいったらまだまだなんですけど、彼らにしか出せないオーラがあって、ファンの心もがっちりつかんでいて、ある層にカルト的な人気を誇るバンドになりそうだな~と思いました。メロディーセンスには天性のものを感じるし、これからもっとベースやヤコブのギターに幅が出てくれば、すごい化けるような予感。

これからもっと場数を踏んで、色々な音楽に触れて成長してほしいです。初来日公演としては大成功だったと思います。

 

そして、最前列を確保してみたのがThe Lemon Twigs。

これ、今年1番だよきっと!!!フジロックで彼らがまた1番を塗り替えない限り。

 

アルバムも最高だったのですが、ライブはもっと最高でした。

ブライアンの優しく甘い歌声とマイケルの力強い歌声。声質は似てるから混ざりあうハーモニー。

キース・ムーンを思い起こさせるマイケルの破天荒なドラム。

ポールマッカートニーかっていうブライアンのキーボード弾き語り。

昔のロックスターかよっていうマイケルのジャンプ&キック。

 

もちろん、バンド体制の時もキーボードのダニーがいい仕事しててグルーヴが心地よい。踊れる。

Baby, Babyではそのダニーが中国風のフレーズを入れて演奏していて、なんでロックにこんなものが合うって知ってるんだ君!!!!っていう新しい発見でした。

 

もう全曲最高で、最初から号泣してました。レモンツイッグスで号泣ってキチガイなんですけど、60年代70年代の音楽を聴いて「なんで40年前に生まれてこられなかったんだろう」って半ば恨みのような感情を抱いて育ってきた私にとって、彼らのような音楽をやるバンドを目の前にできることはとっても大きなことでした。

彼らはこれからどこに行くんだろうか。

ビートルズはデビューしたころはロックンロールやブルース、モータウンをやっていて、そこから中期後期と実験的なサウンドになっていったわけだけど、レモンツイッグスのお手本はすでに中後期のビートルズビーチボーイズ。パフォーマンスで言えばザ・フーやちょっとグラムっぽさも感じました。

 

ここから彼らはまだ誰も聴いたことのない音楽を始めるのか。はたまた、違うサウンドにさらに影響を受けて、また今作とは違った時代みを感じる音楽を作っていくのだろうか。彼らはまだ10代なので、今後はもっとアーティストとして成長して、きっとビートルズのようにどんどん音楽性の幅を広げていってくれるのではないかと私は期待しています。これからも応援したいです。

 

The Lemon Twigsに心を奪われた私は半ば放心状態でリトルバーリーを聴く気にならず←

後半になってステージに戻ればそこには相変わらずキレッキレで無駄のない、色気のある大人のロックが。Surf hellではそんな大人たちも我を忘れて盛り上がり、I can't tellで最高潮に。バーリーまたステージから降りてた(笑)

またこちらも今年戻ってきそうなので、その時はきちんと見たいと思います。ごめんよ、バージル。バーリー。ルイス。

 

もうここまででおなかいっぱいだったので、キルズは観ずに帰宅。

本当に大満足な2日間でした!

 

長かったですが最後までお読みいただいた方はありがとうございました。

それでは!

ライブレポ Hostess Club Weekender FEB 2017 day 1

こんにちは、Michelleです。いやー、終わっちゃいましたね、Hostess Club Weekender!最高の2日間でした!

早速レポを日ごとに分けて掲載したいと思います。

 

1日目の一発目はPumarosaでした。ロンドン発の5人組バンドです。今回はベーシストが来日できず、代打の女の子が弾いていましたね。

EPを聴いて本当に楽しみにしていたのですが、期待を裏切らないパフォーマンスでした!人はそれほど多くなかったのですが、会場全体がPumarosaの魔法にかけられてしまったかのよう。

特にボーカルのイザベルの放つ妖艶な雰囲気&呪術的な踊りから目が離せませんでした。イザベルは元々ダンサーとシアターデザイナーだったそうで、それも納得の作りこまれた世界観でした。Priestessではフロアのお客さんも踊っていましたね。

 

肝心のセトリは全部は覚えていませんが、Honey, Cecile, Priestess, Lion's Den,はやっていたはず。

 

いや、本当良かったですよ。キーボードを弾いているTomoyaさんがときたまテナーサックスを吹くのですが、これがまたカッコいい。バンドのクールでダンサブルで機械的なサウンドに、生のライブ感が加わるんですよね。この絶妙な組み合わせが本当に好みでした。

 

サイン会でまた来てね!っといったら、多分夏に来るよ、とのこと。これは行くしかないですね!!!!楽しみ。

 

と、ファーストアクトで大満足だった私は、Girl BandとMONOはちょこっとだけ聴いてPixiesに備えました。

ピクシーズは数年前のサマソニで見ただけだったのですが、当時はそこまで曲を知らないにも関わらず圧巻のステージに感動したので、今回も視界を確保してみることに。

セトリはピクシーズファンの方たち曰く単独公演の方がよかったそうですが、私としては最新作の曲もあの名曲も混ぜたバランスのとれたセトリだったのではないのかなと思います。

Here Comes Your Manのシンガロングももちろん気持ちよかったのですが、大好きなHeyが聴けたことが満足でした。

私はあまりノイジーな音楽や激しい物を好まないのですが、ピクシーズは激しい曲もあればちょっと脱力系のポップな曲もあり、歌詞も突き刺さるようなものが多くて幅広いですよね。このバリエーションがあるから私のようなリスナーでも聴けるのです。

 

まだまだこの時代のアメリカのカレッジラジオから流行ったバンドとか全然聴けてないので、今後開拓したいです。

 

とりあえず1日目はこんな感じで。Pumarosa に満足して、ピクシーズもかっこよくて、良い始まりでした。

それでは!

いよいよ今週末!Hostess Club Weekenderに向けて。アルバムレビュー『Blue』by Communions

こんにちは、Michelleです。なかなかブログを続けることが難しくなっていますが、4月からも続けられるのだろうか…。

私自身全く記憶になかったのですが、留学中にTumblrでもブログをやっていたようで、歌詞の翻訳等載せてました。著作権引っかかるのかな。

 

さてさて、いよいよ今週はHostess Club Weekenderということで!やるやる言って全くやってなかったCommunionsのアルバムのレビューを少し載せようかなと思います。

 

まず、全体の感想としては、なかなかの良作でないの!っといった感じかな。

一番早く公開されていた"Come on, I'm Waiting" と"Got to Be Free"は文句なしにインディーキッズをワクワクさせてくれていたわけですが、その他の曲も負けていません。

何より、オアシスやストーンローゼスやリバティーンズだけじゃないんだぜ!といった、彼らの音楽の幅も少し見えたような気がします。ボーカルのマーティンはプリンスやマイケルも好きみたいですからね。

 

そんななか、私の推し曲は "Passed You By"ですね。ポップでレトロ、昔のガールグループを彷彿とさせるような曲調で、好みでした。オアシスっぽい、ローゼス×リバ(ちょっと私にはわからない)と言われまくってる彼らですが、こういうのはまたちょっと違うのではないかなあと思います。

 

あとはいきなりの借金に関する曲”Take It All"も笑いました。なんとかして返すからさ、全部持ってっていいから、って、典型的なダメバンドマ...(自粛)

まあ、頑張って稼いで清算してくださいな(笑)

 

それから、Midnight Childも人気みたいですね。

www.youtube.com

 

うむ、わかる。アンニュイな感じがカッコいいですもんね。

 

ただ、デビューアルバムとして成功であるとは思うのですが、この先どうするのかが運命を分けそうだなあというのも正直なところ。

まずは、演奏力。これは生で観ないと正確には判断できないとは思うので、今週末楽しみに見たいと思います。

あとは、リフに頼らない曲作りとか、ボーカルをなぞるだけのギターも考えた方がいいかもしれません。もちろん、リフに関してもメロディーに関してもセンスいいなあと思うのですが、もっといいアレンジがあるよ・・・!!!!惜しい!!!!となる部分もあるのです(あくまでも個人的な感想ですが)。そこをもっとメリハリを付けられたら、ライブ映えするようなメガヒットが生まれるのではないだろうか。

 

それと、第二言語で歌詞を書いてる宿命だとは思うのですが、歌詞がちょっとたどたどしいかなあと。これは本当に私が単純な歌詞を好まないというのが大きいかもしれませんが。逆にデンマーク語で書いちゃったらどうかな。シガロスもあんだけファンがいることを思うと、熱心なファンはデンマーク語でシンガロングしちゃうでしょう!

 

色々厳しいことも書きましたが、本当に久しぶりに曲を聴いてワクワクしたバンドなので、ぜひこれからも頑張ってほしいです!

それでは、HCW楽しんできます!!

この頃のこと。

こんにちは、Michelleです。また間が空いてしまいました・・・なかなかブログを更新する時間が持てず・・・ごめんなさい。

 

この1週間あまりの出来事です。

 

まず、やっと映画館で「エゴン・シーレ 愛と死」を観てきました!

エゴン・シーレは20世紀初頭に活躍したオーストリア出身の画家です。私は彼の絵を始めて見たときから惹かれていて、生で何作か見たこともあります。

そんな彼とモデル達との関係を、彼の人生を振り返るような形で描いています。

シーレの作品は、裸体や性を描いたものが多数あるのですが、その引き伸ばされ歪められた人体や鋭い表情にはドキッとさせられるものがあります。私はとくに人物の表情に惹かれます。

映画では、彼が多数描いている自画像には触れず、あくまでも彼とモデルという視点で物語が進んでいきます。

大きな起伏のある映画ではありませんが、芸術家の常人とは異なる感性、生き方を表現した映画だったように思います。

私には、シーレが常に人間を芸術に描かれる対象物として見ているように思えました。自分の感情もなかなか他人とつなげることが難しかったのかなあ、なんて。

またシーレについて勉強してから見てみたい映画でした。

 

それから、大阪に旅行に行ってきました!

集めている日本100名城スタンプの大阪城をGET。そしてUSJにも行ってきました。

ハリーポッターのエリアが出来てから行くのは初めてだったのですが、とても楽しめました!だけどディズニーに比べて色々高い・・・。

 

今週はまた働きづめですが、発表されたフジロックの第1弾ラインナップについてなど、更新できたらしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

それでは!