Vapor Trail

ひこうき雲のように生まれては消えていく思考を、ぽつりぽつりと記していくブログです。

ライブレポ YES 11/22(火)@Bunkamura オーチャードホール

こんにちは、Michelleです。1日空いてしまいましたが、11/22(火)のYESのライブレポを書きたいと思います。ところで、今日雪ですね。11月なのに!自宅周辺では雪が屋根に積もって白くなってます。去年の留学先では10月に初雪だったなあ~。

 

さて、YESのライブですが。もう、感動しすぎて言葉が出ませんでした。イエスはやっぱりすごかった。

 

セトリは前日と同じでした。まず、クリスのベースにスポットライトが当てられて、スライドショー。追悼ですね。

そして、メンバーが入ってくると、Machine Messiahで幕開け。私はスティーブ・ハウが世界一好きなギタリストなのですが、もう彼が入ってきて弾いているのを見ただけで感極まって号泣。Machine Messiah、音源よりテンポを遅くしていて、とても重厚感があって、個人的にはこちらの方が好みでした。

それからDramaからもう2曲。正直、私はイエスのアルバムではYes Album、Fragile、Close to the Edgeなど初期の作品が好きだったのですが、生で聴くととても良かったです。

そして一部はI've seen all good people, Perpetual Change, And You And I, Heart of the Sunriseと続きました。ここら辺はどれもこれも私の大好きな曲たち。私は特にAnd You And Iが大好きなので、もう感動でまた涙腺崩壊。途中のギターとボーカルだけになるとこがあるじゃないですか。ちょっと静かでシンプルなところ。ひずんだギュインギュインいうギターも好きなのですが、やっぱり素朴な感じのアコギとかそういうのが胸に響きます。

 

スティーブのギターは、音楽が彼の指を通して空間にあふれ出ているみたいで、本当に魔法にかけられたみたいな、そんな気持ちになります。

 

そして一部が終わり、休憩時間に奇跡が起こります。係員にチケットの提示を求められ、「まさか、席間違ってた・・・?(;^ω^)」と思ったところ、なんと終演後に本人たちと会えるmeet&greet企画に当選したのです!!!!憧れのスティーブ・ハウに、夢にまで見たスティーブ・ハウに会える!!!ということで大興奮。きっと一生分の運を使い果たしたことと思います。

 

第2部はメインの海洋地形学の物語より、The Revealing Science of God, The leaves of Green(Ancientより抜粋)、Ritualの完全再現でした。冒頭のあのお経みたいなところ(笑)でテンションはマックスへ。神の啓示も儀式も20分超えの大曲にもかかわらず、あっという間でした。一人ひとりのメンバーの技術とか、掛け合いとかがすごすぎて、見ていて全く飽きません。皆おじさん・おじいちゃんなのにどこにこんなエネルギーがあるのか。もう若者は感動しまくりでした。

また、観客がどんな反応するのか前から気になっていたのですが、みんな陶酔してましたね。本当に技巧に酔うといった感じで、なんていうか、ミーハーなファンがいなくていい意味でみんな変態みたいな(笑)

 

そしてアンコールではもちろん、Roundaboutを!!!もうお客さん総立ちで手拍子でノリノリでした。そして、最後はStarship Trooperで締めて終了です。

 

改めてイエスのすごさを感じました。もう、これはロックというジャンルを飛び出している。クラシックに近いですね。これだけ一曲の中に様々な場面があり、壮大な物語を表現できて、さらにメンバー一人ひとりが職人級の腕前というバンドはなかなかない。メンバーの入れ替わりは激しいけれども、誰が入ってもすごい。本当、イエスという集団はすごい。

 

さて、待ちに待ったミート&グリート、メンバーとの記念撮影とサインをいただきました。今日ほど英語が話せて良かったと思ったことはありません(笑)スティーブをはじめとするメンバーに気持ちを伝えたら、ついまた泣いてしまいました。他の方は皆さん男性で大体年上の方ばかりだったので、なんだこの号泣してる若いねーちゃんはってなってたと思います。楽屋に戻るときも、ジョンとビリー、スティーブはバイバイって手を振ってくれました。うわ~~~~~~。もう、感無量です。

 

本当に記念に残るいいライブになりました。行ってよかったです!

いまだに興奮しており殴り書きのようになってしまいましたが、大目に見てやってください。

それでは!